おひとよしでほんの少しおせっかいなおじさんが、
運営する登録支援機関

いわおclover

ブログ

介護現場復帰で40万円貸付 2年働けば返済免除

2020年06月15日

 厚生労働省は全国の介護現場に復帰する経験者に対して、最大40万円を貸し付ける方針を固めた。2年間介護の仕事を続ければ返済は免除する。

 新型コロナウイルスの影響で高齢者施設の業務が増大し、人手不足がさらに深刻化していることから、即戦力となる経験者を呼び戻す狙いがあるという。

 実施主体は都道府県などで、国は10分の9を負担。第2次補正予算案に計上した。

 対象は介護福祉士やホームヘルパー2級、初任者研修修了など介護系の資格を持ち、現場経験が1年以上ある人。社会福祉士などは対象外となる。

 各都道府県にある福祉人材センターに届け出て、計画書などを作成して申請する。

 準備金の金額は自分で決める。その使い道は基本的に自由だが、仕事に使うかばんや自転車、バイクの購入費などを想定。転居を伴う場合は、敷金礼金などにも使えるという。2年間、介護職員として働けば返済は免除される。

 実施は補正予算成立日から。同事業拡大の狙いについて厚労省社会・援護局福祉基盤課は「離職にはさまざまな事情があるので、準備金が介護現場への復帰につながり、その後も定着していただければ」と話す。

 

福祉新聞より抜粋

PAGE TOP